2人目の子供が生まれて最初の1ヶ月で家庭に起こったこと
1歳児だって嫉妬する
これから2歳になる1人目の子供がいる状態で、2人目の子供が生まれました。2学年差です。
1人目の子供が2人目の子供を見て「かわいいね」と言う世界を夢見てたのですが、実際には「なにこれ?」と言われる始末で、「かわいい」なんて言ってくれていません。
1人目の子供としては親を取られる感覚らしく、2人目の子供を抱っこしようと動くと「抱っこ!」と主張します。人間の嫉妬という感情はこんな小さい子供でも持つのか、と驚きました。
1人目の子供が嫉妬していることの他にも、子供が1人だった状態と、2人になった状態の違いがけっこう大きかったので、起こったことや感じたことを書いていきたいと思います。
2人目の子供が生まれて起きたこと
2人目の子供が生まれて、1人目の子供に起きたこと、大人に起きたこと、家庭に起きたことを挙げます。
- 1人目の子供が嫉妬するようになった
- 1人目の子供が寝る時間が遅くなった
- 1人目の子供が赤ちゃん返りした
- 1人目の子供が2人目の子供に興味は持った
- 大人が子供が泣いても慌てなくなった
- 大人が基本的に1人でどちらか1人の子供の面倒を見るようになった
- 大人が1人目の子供に対する余裕が減った
- 大人が家にいて休める時間が減った
- 家庭に物が増えた
- 家庭に活気が増した
- 楽しみが増えた
これからそれぞれについて書いていきます。
1人目の子供が嫉妬するようになった
1人目の子供は両家の祖父母から見ても初孫だったこともあり、愛情を独占して育ちました。そこに2人目の子供が突然現れました。1人目の子供からすると親や祖父母の視線が自身に向けられてない事態の発生です。2人目の子供ができてからは「見てー!」という言葉を覚え、自分に注目を集めるために主張するようになりました。
また、妊娠中から「ママは抱っこできない」と伝えていたので、ママに抱っこしてもらえないのは受け入れているようですが、逆にパパが2人目の子供を抱っこしていると「抱っこ!」と2人目の子供ではなく自分を抱っこしろと要求するようになりました。
1人目の子供は自分の望みが叶わないことも増えたため、嫉妬した行動を取るようになりました。
1人目の子供が寝る時間が遅くなった
2人目の子供が生まれるまでは、21時就寝を目標として動いており、だいたいそれくらいには寝れていました。
2人目の子供が生まれてからは、1人目の子供が布団に入ってからも2人目の子供が泣いてしまったりして、なかなか寝付かなくなってしまいました。
2人目の子供の授乳とミルクの時間を調整して21時に就寝できるようには努めるものの、21時半から遅くとも22時までには寝る、といった感じになっています。
1人目の子供が赤ちゃん返りした
今までは「オムツ替えるよ」というとシカトするか自分のオムツを取ってくるというリアクションだったのですが、2人目の子供が生まれてからは寝転がったりするようになりました。2人目の子供がベッドで寝転がってオムツ替えしているのを見ているからだと思います。
他にも哺乳瓶を吸ってみたり、授乳中に自分も欲しがったりと2人目の子供がやっていることを真似しています。
気を引きたいからやっていると思って見ています。赤ちゃん返り自体は起こったとしてもあまり困ることはなく、余計に時間がかかるくらいで済む印象です。
1人目の子供が2人目の子供に興味は持った
2人目の子供ができて、1人目の子供からすると敵認定している気もしていたのですが、ツンツン触ってみたり、ミルクを飲ませてあげようとしたり、興味は持っているようです。仲良くなって欲しいので嬉しいです。
ただ、協力してくれようとすることは止めたくないですが、無邪気にベビーベッドに乗ったりするので、「やめて」という機会も増えた気がします。
大人が子供が泣いても慌てなくなった
良いのか悪いのかはさておき、泣いていても焦らなくなりました。
1人目の子供が生まれた直後は何故泣いているのかわからなかったことも多かったですし、例えばオムツはすぐ替えないといけないのかといった程度問題もわかりませんでした。この頃は子供が泣くことはある種の恐怖でした。
今はなんで泣いているのかの検討がつくこともあり、泣かれても恐怖は感じなくなりました。
また、1人目の子供を見ながらなので、2人の親のうち1人は動けないこともあります。タイミングによってはすぐに2人目の子供のところへ動けないこともあり、大人がしょうがないと開き直ってる可能性も否定できないです。
大人が基本的に1人でどちらか1人の子供の面倒を見るようになった
1人目の子供はパパ、2人目の子供はママのように基本的にマンツーマンで子供の相手をするようになりました。
1人目の子供が生まれた時は、大人2人で子供1人を見れば良かったです。2人目の子供が生まれると大人2人で子供2人を見ることになります。大人2人で子供2人なので、単純化すると大人1人で子供1人を見れると良さそうなことがわかります。
計算は簡単ですが、実際に1人だけで子供を見るのは準備していないと大変です。例えば出産後の入院中は子供と2人っきりで1週間弱過ごします。ヘルプを仰ぎたくてもいないので、何をする必要があるのか把握しておく必要があります。
2人目の子供が生まれる前に、妻が外出や結婚式参列等で子供と2人っきりの状況を何度かやっておいて良かったと思いました。
大人が1人目の子供に対する余裕が減った
叱る回数が増えたことも関連していると思いますが、2人目の子供が生まれたことと、1人目の子供の成長具合の2つが重なり、大人の1人目の子供に対する余裕、主に精神的な余裕が減っている気がします。
今までは目の届く範囲で見れていたので、何でもやらせてみて、そこから学んでくれれば良いやとのんびり構えていました。しかし2人目の子供が生まれたことにより、1人目の子供だけを見てるわけにはいかなくなり、目の届かない瞬間や予想してないことが発生することが増えました。1人目の行動が読めないため、大人が余裕を持ちにくくなりました。
加えて、1人目の子供の興味本位の行動が、2人目の子供を叩くとかだったりすると、ダメだと伝える必要はあるので、叱ります。1人目の子供も力加減がわからなかったり、悪気がない場合もありますが、叱ることが増えると疲れやすくなる気がしていて、やはり余裕が減っている感じはします。
大人が家にいて休める時間が減った
今までは大人2人で子供1人を見ていたので、お風呂もゆっくり入れたり、どちらかが子供を見ていれば子供を見ていない大人は携帯をいじったりすることができていました。
しかし2人目の子供が生まれてからは、どちらか1人の子供を見ている必要があるので、まったりできるのは基本的に子供が寝ている時間のみです。自分の時間やダラダラできる時間は減りました。
家庭に物が増えた
2人目の子供が生まれ、しまっていたベビーベッドを出してきたので部屋が狭くなりました。他にも抱っこ紐や服、タオルなどがベビーベッド周辺を陣取っています。
1人目の子供には最初に軽いベビーカーを買い、その後で操作性の良い3輪を買ったのですが、軽いベビーカーを2人目の子供用に使おうとしたところ、玄関のスペースが埋まりました。3輪のベビーカーにベビーステップをつけて、ベビーカーを1つにまとめることを検討しています。
子供が2人になって必要なものが増えましたが、2人が共通して使うものもあまりないので片付けもまとめにくいです。今のところ、狭さを我慢することで乗り切っています。
家庭に活気が増した
子供が2人になったので、色んな声が聞こえるようになりました。2人が同時に泣いている時の音量はなかなかのものがあります。
2人目の子供が泣いているときに、1人目の子供が「泣いちゃったねえ」と言って様子を見に行ったときには、今までになかったことだなと感じました。
楽しみが増えた
1人目の子供を育てているだけでも、できることが増えていくのを見ているのは楽しかったです。そこに2人目の子供が生まれ、成長を見れる対象が増えただけでなく、2人の子供同士の関わりも生まれました。これから2人がどんな風になっていくのか見れるのは楽しみです。
まとめ
2人目の子供が生まれたことによる変化について書きました。多くの変化が生まれた1ヶ月でした。
1人目の子供にとっては、あまり良いことはなかったと思います。これから大きくなっていくと2人目の子供と一緒に遊んだりできると思うので今後に期待です。
大人にとっては時間的、精神的な余裕が減りました。できるだけ余裕をなくさないよう、睡眠時間の確保は優先し続けます。
子供が増えたことで2倍大変になったと思うこともあれば、そこまででもないかな、と思うこともあります。
子供の成長に伴ってできることは増えていくと思うので、楽しいことも増えていくと良いなと思っています。