子供の学費とかどうやって貯めましょう?

子供のお金どうやって貯める?

子供が生まれたら気がかりなことはいくつもありますよね。その中でも子供にかかるお金、学費とかをどうやって貯めていけばよいのかは心配だと思います。

そこで今回は自分が子供のためのお金をどうやって貯めているのか書いていきます。

どうやって管理する?

やっていることとやったことを列挙します。

  • 新しい銀行口座を作る
  • 給与の一部を新しい銀行口座に振り込む
  • 新しい証券口座を作る
  • つみたてNISAをやる
  • 子供用の銀行口座を作る
  • 子供用の証券口座を作る
  • ジュニアNISAをやる

基本的にはジュニアNISAをやることで子供名義の口座を作って、子供用のお金をそこに貯めます。

つみたてNISAは子供が18歳になるまでにまとまった額が必要になった際のバックアップとして考えており、手をつけないようにします。同様に児童手当もできるだけ貯めておくようにします。

日常で使うお金が入っている口座と、貯める口座を全部切り離しているのがポイントです。

これから各項目について見ていきます。

新しい銀行口座を作る

まず妻に口座を1つ新しく作ってもらいました。目的は日常的に使わない、隔離された口座を作るためです。

口座を開いた銀行は今まで妻が使っていなかったSBI住信ネット銀行です。

理由は自分が既に使っていて勝手を知っていることと、後述する証券口座との連携がスムーズだからです。

加えて、SBI銀行はキャッシュカードがデビットカードと一体化していて、申請して作成します。妻の口座はカードを使ってないので、誰もATMからお金をおろすことはできません。

自分の給料だけでやりくりができなかった等、妻の口座から移動させたい時は、振り込みをする必要があります。振り込みをすると、本来手をつけるべきでないお金を使う後ろめたさが発生することもあり、新しく口座を作ってお金は貯まりやすくなりました。

給与の一部を新しい銀行口座に振り込む

妻の給料の振込先を2つにしてもらい、お小遣い分として5万円を妻が元々使っていたクレジットカードと紐付いている銀行口座に、残りを新しく作ったSBIの口座に振り込んでもらいました。

もし給料の振込先が複数にできない場合、自動で他の銀行口座から決まった日に出金してSBIに入金するサービスがあるので検討すると良いと思います。実際に使っていますが、出金から入金までに3,4営業日かかることを除けば勝手にやってくれるので楽で良いです。

新しい証券口座を作る

つみたてNISAのために証券口座も作りました。作ったのはSBI銀行との連携がスムーズなSBI証券です。

SBI銀行の口座がある場合、ハイブリッド口座というところに代表口座からお金を移すと、SBI証券でそのお金が使えるようになります。ただ、残念ながらハイブリッド口座への移管の自動ではできず、SBI銀行にログインして行う必要がありそうです。

つみたてNISAをやる

つみたてNISAは通常であれば20%くらいかかる運用益が非課税になる制度です。1年に40万まで、20年できるので最大800万まで投資できます。詳しくは金融庁のページ等をご確認ください。

証券口座を開いたら、つみたてNISAの設定を行います。妻は新規に証券口座を開きましたが自分は既に開いていたので、つみたてNISAの設定は2つやりました。

色んな人がオススメ銘柄を書いてますが、妻は楽天ヴァンガード全世界株式、自分は楽天ヴァンガード全米株式を毎週自動買付にしています。

最初は毎日にしたのですが、通知が煩わしいのでやめました。買付の頻度が毎週が良いか毎月が良いかは好みの問題だと思います。

SBI証券でつみたてNISAをやっていますが、来年以降は楽天証券に移すかもしれません。楽天カードで投資信託を購入する際にもポイントがもらえるからです。

子供用の銀行口座を作る

妻に口座を作ってもらい、そこで管理すれば良いやと思っていたのですが、自分たちの将来のために使えるお金と子供のためのお金を分けたいと思うようになったので子供用の銀行口座を作ることにしました。

また、後述するジュニアNISAのために証券口座を開くのですが、本人名義の銀行口座からの振り込みが必須なようで、銀行口座はどちらにせよ必要でした。

開いたのは楽天銀行です。理由は0歳から作れて、その時キャンペーンをやっていたからです。SBIでも良いと思います。

子供用の証券口座を作る

ジュニアNISAをやるために証券口座を開きました。開いたのは楽天証券です。

理由は楽天銀行で口座を開いたことと、ジュニアNISAで海外ETFを買う予定がないことです。海外ETFを買いたい場合にはSBI証券で開設すべきだと思います。

ジュニアNISAをやる

ジュニアNISAは1年で80万、5年までの最大400万まで投資可能な制度です。つみたてNISA同様に運用益が非課税になります。

18歳になる年の12/31まで、早生まれの子供は誕生日がくる年の前年の12/31まで基本的に引き出せないことが特徴の1つです。

1人目の子供が生まれたときに検討して辞めたのが引き出せない点でした。中学や高校受験するときに使えないのは嫌だと思ったのです。ただ、調べたところ課税されても良ければ引き出せるようです。子供の学費としてわかりやすく分けることが目的なので、できるだけ18歳まで維持したいと思いつつ、最悪課税されてもしょうがないと割り切れば使えるように感じました。

また、制度自体が2023年までで、5年が最長なので、2020年以降は最大の400万円ではなく投資可能額が減っていきます。制度がどう変化するかわかりませんが、始められるなら2019年からが良いと考え、始めることにしました。

楽天証券を開設したので、そこでジュニアNISAの設定をしました。

銘柄は「eMAXIS 全世界株式(オールカントリー)」です。この10年は米国が好調でしたが、今後20年近くを考えたときにどこの国が良くなっているのかはわからないので、利回りは最高ではないかもしれませんが、1つの投資信託を買っておけばリバランスが必要ないものを選びました。

やらなかったこと

つみたてNISAとジュニアNISAで基本的に貯めることにしましたが、他にどんなことを検討したのか書いておきます。

  • 学資保険

学資保険は子供の学費を考えるときによく出てくると思います。辞めた理由はいくつかあって

  • 払戻率が低い
  • 保険は不要

というのが大きな点です。

払った金額に対して満期で返ってくるパーセンテージが100%を切っているものや、15年近く預けても10%ほどしか増えないところが多く魅力を感じませんでした。

また、自分が死んだ時の保険になるとも言われましたが、掛け捨ての保険に別で入っているので不要かと思いました。

まとめ

子供の学費とかの費用を貯めるための仕組みについて書きました。

自分はメインはジュニアNISA、バックアップでつみたてNISAにすることにしました。

ジュニアNISAで貯めるということは元本保証ではないということでもあり、一般的には長期での投資が推奨されます。子供は2人とも18歳まで15年以上あるので大丈夫だと思いますが、18歳の年に恐慌とかが起きないことを願います。また、ジュニアNISAは2023年に制度が終わるので検討している方は2019年中に始めることをオススメします。

子供の進路によっても必要な額が変わりますし、子供にかかる費用は読めないことも多いですが、一定額をジュニアNISAで貯めると決めたので少し不安が減りました。

子供のための費用をどのように貯めるか悩んでいるようなら、ジュニアNISAやつみたてNISAを検討するのはありだと思います。